心の病の治し方

先日、広島市の自立支援施設 you-縁さんにて

「心の病の 薬と栄養」

についてお話しさせていただきました。

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心の病で治療を受けている方
学校や社会に溶け込めないで、もがいている方

みんな、それぞれの環境と闘いながら
そして、迷いながら治療を受けるも
なかなか、出口が見えてこない。


でもつか、彼らも自立の道!
その可能性を感じていただけたならうれしいです。

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今日は、そのお話を少しご紹介いたしますね。



薬で治る人、治らない人、そしてお薬卒業できる人

私が、常日頃からカウンセリングでお伝えしていること。

それは

病氣は、体や心からのSOSであるということ。


ですから、病氣の治し方は、

そのSOSに耳を傾け
原因を取り除き、もしくは減らし
自身の自然治癒力によって
回復を目指す! ということになります。


この時、薬で治る人、治らない人、そしてお薬卒業できる人
その違いは、体や心、生活習慣において
治る準備が整っているかいないか
なんですよね。

身体のバランスが崩れてしまっている分を整えていけば
治る体になるということです。

では、何がバランスが崩れているのでしょうか?
その時、参考になるのが


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  ウェルネスライフスタイルのピラミッド



私たちが、まず考えなければならないこと
それは、このピラミッドに従って
ライフスタイルを整えること。


その1番の土台は、正しい食事です。
食事もいろいろお伝えしたいことはありましたが
初めからあれこれできませんので この日は、1つだけ。

こころの病でお悩みの方
疲れがとれない方
ストレスに負けてしまう方の
一番初めに氣をつけることは

甘いものから卒業することです!


あなたは
お菓子や甘いものを毎日食べていませんか?
ジュースや缶コーヒーを毎日飲んでいませんか?
アルコールやパンで糖質ばかりとってはいませんか?


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出典labaq.com
参考:コカコーラにどれだけの砂糖(に相当する糖分)が入っているか、一目で分かる写真

左から、39g 65g 108g



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出典labaq.com

スターバックスのモカフラペチーノ

日本とサイズが一緒かわかりませんが、16オンス(約450g)のもの。
砂糖47g、総カロリー:380kcal。


↑ いろいろなHPなどで見かける写真だと思いますが
これらから入ってくる糖質が
低血糖症状を作ってしまっているのです。


低血糖症状とは?

甘いものやジュースを日々取り続けることで
血糖値が乱高下してしまう状態。


低血糖症になると、低血糖状態から体を守ろうと
副腎からアドレナリンが分泌されることになります。

このアドレナリンによって
動悸やイライラ、不安感、めまいなどの自律神経症状が出てくるのです。


また、低血糖症が悪化すると
発作的に泣いたり 暴れたり
幻聴や幻覚を見たりすることもあります。


これらの症状は、精神疾患や自律神経失調症と
同じような症状であり、とても誤診されやすいのです。


薬物治療として抗うつ剤や精神安定剤を処方されることも
多くありますが

低血糖症から生じる自律神経症状は
原因が血糖値の異常ですので
当然、投薬はただの対症療法となってしまいます。


その結果、いつまでも薬の使用をやめられず
かえって不健康な状態が長引いてしまうということなのです。


上記のピラミッドに従って、まずやることは
土台から整えていくこと。
つまり、正しい食事。

砂糖をやめて、メンタル不調を取り除きましょう。






ノンカロリーやカロリーオフ商品でも同じ

では、ノンカロリーやカロリーオフ、糖質ゼロなどならどうでしょうか?


実はこれらの商品には、砂糖ではなく人工甘味料が入っています。
アセスルファムK アスパルテーム スクラロース
と言われるものがこれにあたります。


人工甘味料は、砂糖の数倍~数百倍の甘味があるので
少量で安く、甘みが出せるのが特徴です。


ただ、人工甘味料というのは 
毎日摂取し続けていると、糖分が入ってきたと脳が錯覚を起こし
体が糖分を吸収しやすくなってしまうため
結局太ることにもなりかねません。

そして人工甘味料は、もっともっとほしくなる!
ことも特徴のひとつ。

やめられない砂糖中毒へ、進んでしまいやすいのです。


最近の子どもで、お茶やお水で満足できず
ジュースやスポーツ飲料をほしがる子も多いのですが
これは、砂糖中毒の始まりかもしれませんので
保護者の方には注意していただきたいですね。


また、血糖の調節を妨げてしまうことがあり
発がん性や催奇形性、肝臓への障害
不妊への影響なども懸念されてしますので

人工甘味料は、できるだけ取らないようにしたいものですね。



次回は、正しい食事以外のお話をさせていただきます。

ファスティング検定で、このような分子整合医学のお話も
させていただきます。
ただいま、キャンペーン中ですので、
ご興味のある方は、メッセージくださいませ!

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本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

自立支援施設は、個々さまざまな特徴がありますが
you-縁さんは、本当に利用者さんの自立を目指していました。

食事は、畑で取れたお野菜で手作り
お味噌汁もきちんとあって、温かくて。

みんなでテーブルを囲み、
みんなでいただく。

普段、食費にお金をかけられなかったり
料理をしない子たちの栄養と愛情をいただける場と
なっていましたよ。


本当に、自立を目指すのであれば
働くことも大切ですが
まずは、人間らしい衣食住が営めること

これは、人間らしく生きる上での
基本の基本の基本なのです。

まずは、ここから始めていきたいですね。



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お薬卒業薬剤師  横田 麻衣

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