ファスティング期間中は体内の毒素の排出、細胞組織の代謝の為に様々な変化が症状となって現れることがあります。疲労感、体臭、皮膚の乾燥、頭痛、めまい、イライラ、不安感、下痢、便秘などです。ファスティングマイスターがそれぞれの体調にあわせて対処法をお伝えします。一時的に肝臓値や乳酸値が上昇する場合があります。ファスティングを行うということは、これまでの食生活にはなかった長い空腹の時間ができるということです。体調の変化が起きても、それは当たり前のことと考えてください。

また、ファスティングでブドウ糖の供給が減り、脂肪が燃え始めることで、体にはケトン体という燃えかすのようなものができます。このとき、気分が悪くなったり、フラフラしたり、あるいは頭痛などを感じる人もいるようです。しかし、これは脂肪が燃えているサインなので、あまり心配しなくてもOK。ただ、症状が重く、長く続くようでしたら、ジュースの回数を増やして血糖値を上げる工夫をしましょう。塩分が足りないことがあります。その時は、塩を舐めたり、こぶ茶を飲むと改善します。